「フランチャイズ加盟店開発に、個人向けも法人向けも無い」
・・・これがそもそも法人向けの加盟店開発が上手くいかない、もしくは上手くいっても、その後にFC本部としては色々大変な苦労を始めてしまう理由になってしまいます。
日本の社会は20世紀の終身雇用から大きく変化し、様々な新しい働き方が求められるようになりました。
起業する、独立するということも、大いなる野望をいだき、起業・独立するケースもあれば、止むに止まれず独立を選択するケースもあります。
人材情報サービス業者の中には、一種の「転職」のひとつとして起業・独立・FC加盟を扱うケースすら見受けられます。
さて、
貴社のビジネスをフランチャイズ化した理由
貴社が加盟店候補として「法人(中小企業・中堅企業)」を選択した理由
それは何でしょうか?
なんでフランチャイズをはじめようと思ったのですか?
良いフランチャイズになるか?ならないか?は、集まった加盟店の「質」で決まる
フランチャイズビジネスについて良い印象を持っていない方がいらっしゃいます。
加盟店と本部の間でトラブルが起きたり、訴訟になったり・・・というイメージを持つ方が意外に多いのが事実です。
何故、そのようなことになるのか?
答えは簡単で、加盟店を選ばずに加盟させてしまったことに尽きます。
・不満が先に出る
・言い訳を考える
・他人の責任にする
・出来ない理由を考える
・ともに夢を語る
・反省すべきを反省する
・自分に矢印を向けて考える
・どうすれば出来るかを考える
上と下とどちらのタイプが、加盟店として相応しいだろうか?
加盟店としてというよりも、人間として、と言ってもイコールである。
良いフランチャイズとは、加盟店の現場で発生する様々な経験が、チェーン全体に広がり、相乗効果を発揮してより良い状態へ進化し続けるチェーンを言う。
フランチャイズ化したその瞬間は確かに本部の持つ経験やノウハウが優れているのだろう。
しかし加盟店が開業した以降、最新のノウハウはむしろ加盟店の現場で生まれるものである。
本部が本部としての立場を守ろうとして、何でも「本部がノウハウ発信する」という図式にこだわると、そのチェーンの成長は止まる。
アメリカのフランチャイズチェーンにて学んだ時のことだ。
「加盟店には最新のノウハウを学びに行くんだ」と本部のスーパーバイザーは加盟店訪問の目的を教えてくれた。明確に加盟店に学びに行くというのだ。
日本でも、先進的なフランチャイズチェーンは、加盟店の現場で生まれる様々なノウハウ。大きなものから小さなものまで、どんどん吸収して磨き上げて、全加盟店に共有しチェーン全体の質を高めて言っている。
本部も加盟店も無く、同じ看板を掲げる同志として、より良い商品・サービスをお客様に提供して、より良いチェーンになっていくにはどうすればよいのか?を一丸となって考えている。
加盟店も本部も
・ともに夢を語る
・反省すべきを反省する
・自分に矢印を向けて考える
・どうすれば出来るかを考える
そういう集合体になっている。
私たちの考える、良いフランチャイズとは、そのような集合体のことを言う。